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米中堅シェール企業が破綻 原油下落で経営悪化

(更新)
相場下落で米国のシェールオイルの採算が悪化している=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】米シェール開発の中堅企業ホワイティング・ペトロリアムは1日、米連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻した。石油輸出国機構(OPEC)など主要産油国の増産方針に伴う原油相場の下落で経営が悪化していた。3月以降の原油安による主要シェール企業の破綻は初めて。

ホワイティングは中西部ノースダコタ州にあるバッケン鉱区の主要業者。2019年12月期の石油生産量は日量約8万バレル、売上高は15億ドル(約1600億円)だった。

2月まで1バレル40~50ドルで推移していた米原油先物指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は3月上旬のOPECとロシアなど非加盟の主要産油国の協調減産が不調となったことを受けて急落。足元では1バレル20ドル台前半まで下がり、シェール企業の多くが採算割れとなっている。

3月上旬、OPECを主導するサウジアラビアと非加盟のロシアとの間で価格下支えを狙った協調減産の交渉が決裂した。サウジが大幅増産を表明したことで、原油相場が急落し、生産コストの高い米シェール勢の新規事業が相次ぎ停止し、資金繰りの不安が指摘されていた。

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