「中国は感染者を過少申告」と米情報機関 新型コロナで

2020/4/2 3:38 (2020/4/2 8:49更新)
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ペンス副大統領は中国の新型コロナ対策を批判した=AP

ペンス副大統領は中国の新型コロナ対策を批判した=AP

【ワシントン=永沢毅】米ブルームバーグ通信は1日、中国は新型コロナウイルスの感染者数と死者数を過少に申告しているとの分析を米情報機関がまとめていたと伝えた。3人の政府高官の話に基づく報道で、先週までにホワイトハウスにも報告されたという。ポンペオ国務長官らはこの分析を踏まえ、中国に透明性の確保を求めているとみられる。

中国は最近まで無症状の人を感染者数に含めず発表し、これまで公表している統計の信頼性には疑問符が投げかけられていた。香港紙が2月末時点で無症状の感染者が約4万3千人いたと報じたのを受け、1日から新たに公表することになった。無症状の人が隔離されずに自由に動き回れば、感染を広げるリスクも高まる。

米ジョンズ・ホプキンス大によると、人口3億人超の米国の感染者数が20万人を超えるのに対し、同13億人以上の中国の感染者数は8万人台にとどまっている。人口に比べて感染者の数が少ないとの見方は強い。データの信頼性が揺らげば、有効な対策も打ちにくくなる。

これに関連し、ペンス副大統領は1日の米CNNテレビのインタビューで「中国がもっと協力的だったら、私たちはもっとうまくやれていた」と主張。「世界が知るよりずいぶん前から、中国がこの問題に対処していたのは明らかだ」と述べ、中国の対応を重ねて批判した。

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