スプリント・Tモバイル、合併完了 米携帯3位

2020/4/1 23:46 (2020/4/2 2:41更新)
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スプリント、Tモバイルのロゴ=ロイター

スプリント、Tモバイルのロゴ=ロイター

【ニューヨーク=中山修志】ソフトバンクグループ傘下の米携帯通信4位スプリントと同3位TモバイルUSは1日、合併手続きを完了したと発表した。両社は2018年4月に合併に合意したが、米規制当局の承認や州政府による差し止め訴訟に時間がかかっていた。合併会社はソフトバンクGの持ち分法適用会社となり、スプリントの4兆円超の有利子負債が連結から外れる。

合併会社の社名は「Tモバイル」で、ソフトバンクGが24%、Tモバイルの親会社であるドイツテレコムが43%を出資する。経営権はドイツテレコムが握る。2社合算の携帯契約件数(プリペイド式を除く)は約1億4000万件となり、首位ベライゾン・コミュニケーションズと2位AT&Tの約1億6000万件に迫る。

両社は19年半ばまでに合併を完了する計画だったが、米司法省と米連邦通信委員会(FCC)の承認手続きに1年以上かかった。ニューヨーク州など複数の州が消費者の不利益になるとして合併差し止めを提訴したが、ニューヨークの連邦地裁が今年2月に差し止め請求を棄却した。

合併にはカリフォルニア州の公益事業委員会の承認も必要だが、両社は月内にも同委の承認が得られるとみている。ソフトバンクGは競争激化で経営が悪化していたスプリントが連結子会社ではなくなり、課題のひとつにめどがつく。

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