日本のコロナ検査数が少ない理由は?

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2020/4/2 7:00
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2020年4月2日の日本経済新聞朝刊1面に「コロナ検査、世界に後れ」というニュースがありました。各国の1日あたり検査数を比べると、日本はドイツなどと比べて少なく、1日2000件を下回っています。なぜ検査の数を増やすことができないのでしょうか。

朝刊1面の記事には「感染していないのに感染しているとの誤判定も含めて入院患者が急増し、医療崩壊につながりかねないと厚労省が警戒していた」と書かれています。無症状の人が感染源になっているケースもあり、検査を広げて感染者を特定する必要があるとの声が強まってきました。

2月には既に「日本の検査数が少ない」とネット上で指摘されていました。これまでは感染の全体像をつかむために慎重に検査を実施していた経緯があります。しかし検査を増やせない事情は他にもあります。PCR検査のために検体を採れる医療機関が限られているのです。PCR検査に代わる簡易検査の開発は急ピッチで進められています。

検査数が多いドイツでは、無症状者は入院させず自宅待機にしているため、病床のパンクは起きていません。日本でも軽症者は自宅療養を原則とする方針を出していますが、具体的な基準は示されておらず、入院を前提としてきた現場の対応は進んでいません。病院のパンク、と聞くと持病のある私は非常に不安になります。新型コロナの感染にかかわらず、医療を必要とする人がアクセスできない状況は避けてほしいです。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は4月2日の朝刊1面を読んでみてください。

この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。在宅勤務で脚力の衰えを感じ、スクワットを始めた。
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