検温・時短・マスク姿… 九州・沖縄で入社式、延期も

2020/4/1 18:47
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2020年度初日の1日、九州・沖縄の各企業も新入社員を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安全確保のため入社式を延期などして、トップの訓示を動画で配信する企業があった。開催した企業でも入り口での検温や時間短縮など厳戒態勢で臨んだ。

新型コロナウイルス対策で、入行式前に検温を受ける西日本シティ銀行の新入行員(右から2人目)=1日、福岡市

西日本シティ銀行は、出席する役員を大幅に絞り、名前の点呼もやめるなど規模を縮小して実施した。154人の新入行員は会場入り口で手の消毒とマスクを着用し、検温を実施した。新入行員からは「入行式の案内も何度か変更され戸惑った」との声が聞かれた。

西部ガスも開始前に消毒や検温をした。時間も15分と例年の半分に短縮し、道永幸典社長はマスク着用のまま訓示した。式典中は会場の扉を開け、座席の間隔も1メートル以上空けた。

TOTOは入社式を延期し、多くの新入社員は例年より約1カ月早く1日に各職場へ配属された。同日付で就任した清田徳明社長は新入社員らに「皆さんの健康、安全を最優先に考慮した上での対応」と理解を求めた。

大型リゾート施設「シーガイア」を運営するフェニックスリゾート(宮崎市)も延期した。改めて17日に入社式に臨む予定だ。

入社式の代わりにトップが動画でメッセージを配信する企業もあった。肥後銀行は100人の新入行員が研修の中で、事前に収録した笠原慶久頭取の動画を見た。九州電力も294人の新入社員の大半が池辺和弘社長のビデオメッセージを研修中に視聴した。

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