「iPS細胞で新しい医療モデルを世界に」山中伸弥氏
京都大学iPS細胞研究所長
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山中伸弥氏(57)は皮膚の細胞に数種類の遺伝子を導入し、受精卵に近い体のあらゆる細胞に成長できる「iPS細胞」を作製する技術を開発しました。iPS細胞を用いた再生医療の実現に向けて突き進んでいます。
山中伸弥氏(やまなか・しんや) 1962年、大阪府出身。整形外科の研修医を経て研究者に。2006年にマウス、07年に世界に先駆けてヒトのiPS細胞作製に成功し、10年4月から京都大学iPS細胞研究所長。12年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。...