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「100通りの働き方で社会を強く」西村琢氏

「子連れ出社OK」のソウ・エクスペリエンス社長

子連れ出社OKなどユニークな働き方で注目を集める、体験ギフト販売のソウ・エクスペリエンス。西村琢社長(38)は「もっと自由な働き方ができる社会にしたい」と未来を語る。

西村琢氏(にしむら・たく) 1981年8月生まれ。東京都出身。慶応義塾大学卒業後、2005年5月にモノではなく体験を贈れるギフトを販売する「ソウ・エクスペリエンス」を起業する。休みの日は自宅のある逗子で9歳と6歳の息子と海岸や山で遊ぶ。

――2030年の世界の姿は。

正社員や非正社員、フルタイムとパート、そういう区分がなくなると思う。100人いたら100通りの働き方ができる社会になっている。

会社と個人の関係は人それぞれ異なるはず。働き方がより自由になれば、誰もが活躍できる世の中になる。ダイバーシティが実現するほど社会は強くなる。

――あなたは世界をどう変えますか。

子連れ出社OKというのを8年続けてきた。今日は僕も上の子どもと会社に来ているんだけど、僕のオフィスではいつも誰かの子どもが遊んでいる。

もともとは子どもが保育所に入れられなかった女性社員に続けて働いてもらいたくて「子どもを連れて会社に来てよ」と言ったのが始まりだ。

社員がすぐに辞める会社とそうでない会社では、後者の方が組織としては強い。国全体では雇用は流動化した方が良いけれど、いち企業にとっては社員が定着することが強さになる。会社にとって子連れ出社はとても自然な流れだった。

「こんな働き方もできる」という会社にしたい。副業ももっと広がると思う。いま開発のマネジャーをしてくれている社員は、入社後3年間、午前中は僕の会社、午後は別の会社で働いていた。2社掛け持ちを受け入れることで、素晴らしい技術を持つ人材を採ることができた。

自由な働き方を会社の成長につなげていくことが経営者としての責任だと思う。社員が多彩になることで誰かが我慢することのないよう、きめ細かく目配りしながら、いい組織を作っていきたい。

日経電子版は創刊10周年を迎えました。次の10年で世界はどう変わるのでしょうか。各界の著名人らに自身の取り組みと合わせて語ってもらいます。
GO2030

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