神奈川県、新型コロナの重点医療機関3カ所指定

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2020/4/1 12:02 (2020/4/1 20:49更新)
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新型コロナウイルスの重点医療機関の設置を発表した神奈川県の黒岩祐治知事(左)(1日、神奈川県庁)

新型コロナウイルスの重点医療機関の設置を発表した神奈川県の黒岩祐治知事(左)(1日、神奈川県庁)

神奈川県は1日、新型コロナウイルスの患者に集中対応する「重点医療機関」を3カ所指定したと発表した。県立足柄上病院(松田町)、県立循環器呼吸器病センター(横浜市)、国立病院機構相模原病院(相模原市)で、酸素投与などが必要な「中等症」の患者を中心に受け入れる。

県は現在の県内感染状況を初期段階の「フェーズ0」と表現しているが、3月24日時点で35人だった中等症患者が100~500人に増える「フェーズ1」になったタイミングで順次、重点医療機関で患者を集中的に受け入れる。

患者をどの程度受け入れるかは今後詰めるが、少なくとも3カ所で計100床程度を確保できるとしている。3病院の全病床数は約1000床あり、場合によっては全床を新型コロナ患者の対応に使う可能性もあるという。今後、入院者を転院させたり、新規入院者を抑制するなどして病床を空ける準備を進める。

現在、患者を受け入れる「感染症病床」は県内に74床あるが、感染が拡大すると病床不足が懸念されている。病院間で医療を役割分担して医療崩壊を防ぐ。

県はほかの複数の医療機関とも重点医療機関の追加指定に向けて調整している。県内の医療機関には手術や入院はできるだけ抑制・延期し、重点医療機関に医療スタッフらを応援派遣するよう呼び掛けた。

黒岩祐治知事は「(重点医療機関付近の)地元住民の理解を得られるよう、地元市町村と一体になり丁寧に対応する」と述べた。県は新型コロナ患者専用の仮設病棟を設けたり、軽症者を受け入れる宿泊施設を指定したりすることも検討している。

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