欧州、北朝鮮の飛翔体発射を非難 テレビ会議で安保理

北朝鮮
2020/4/1 6:45
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【ニューヨーク=吉田圭織】国連の安全保障理事会は31日、北朝鮮による29日の飛翔(ひしょう)体発射を受けて緊急会合を非公開のテレビ電話形式で開いた。理事国の英国、フランスとドイツが要請した。安保理全体としての声明は出さなかったが、会合後、欧州諸国は「弾道ミサイル技術を使った発射は安保理決議の明確な違反」と非難する声明を発表した。

ニューヨークの国連ビル(3月17日)=ロイター

声明は安保理による「制裁の完全な履行と継続が重要」と強調した。北朝鮮による飛翔体の発射は3月だけで4度に渡り、2019年5月以降で17回にのぼる。安保理の北朝鮮制裁委員会で議長国を務めるドイツのシュルツ次席国連大使は「(新型コロナで)世界が協力を優先すべき時に、北朝鮮は国際安全保障を脅かす発射をした」と批判した。

国連が本部を置くニューヨークでは新型コロナの感染が急速に拡大しており、国連職員や外交官の多くは在宅勤務となっている。安保理はテレビ電話会議形式で業務を続けており、北朝鮮を巡る緊急会合が電話会議形式で開かれたのは初めて。

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