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ベトナム、15日間外出禁止 全土で移動制限

外出自粛要請が続いており、既に飲食店も営業を停止している(3月27日、ハノイ市)=ロイター

【ハノイ=大西智也】ベトナム政府は31日、新型コロナウイルスの感染を防止するため4月1日から15日間、不要不急の外出を禁止すると発表した。ベトナムでは3月上旬から感染者が増えており、市中感染が広がる懸念が強まっている。首都のハノイなど大都市だけでなく、全土で人の移動を制限することで感染拡大を抑えたい考えだ。

グエン・スアン・フック首相は「感染者が急速に増えており、国民の生命や健康、社会経済を脅かしている」と述べ、国民に協力を求めた。既に主要都市で飲食店や娯楽施設の営業停止命令が出ており、規制を一段と強化する。

政府の決定によると、食料品や医療品などの買い出しや、必需品の生産や生活に必要なサービスを提供する会社への出勤を除き原則、自宅に待機するよう求めた。公共の場では3人以上で集まらず、常に2メートル以上の間隔を確保するよう求めた。

また、4月1日から隣国のラオスとカンボジアの国境を一時的に閉鎖する。両国からの入国を制限し入国者を14日間、隔離することも決めた。

ベトナムの新型コロナの感染者は207人。死者は出ていない。東南アジア主要6カ国で感染者が最も少なく、早い段階で外国人の往来制限を実施し、学校を臨時休校としてきた厳しい措置の効果が出ている。

ただ、3月上旬から外国人の旅行者や海外から帰国したベトナム人の感染が判明するケースが多く見つかり、一部は国内で感染が広がっている。ハノイ市内の大型総合病院では院内感染も発生しており、政府は危機感を強めている。

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