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(銘柄診断)伊藤園、上場来最高値 在宅でお茶に需要

31日の東京株式市場で伊藤園株が一時前日比60円(1%)高の5910円まで上昇し、上場来高値となった。新型コロナウイルスの感染拡大で、外出を自粛する動きが広がっている。在宅で仕事をする人が増え、主力の日本茶飲料に加えて食品の需要が増えるとの見方から買われた。

午後に伸び悩み、終値は130円(2%)安い5720円だった。株価は2月下旬に相場全体の下落とともに下げて3月中旬までの間に2割強安くなったが、その後は約4割上昇して下落前の水準を上回った。

3月上旬に発表した2019年5月~20年1月期の連結純利益は前年同期比10%増えた。2月も主力の日本茶や健康茶飲料の売上高が前年同月比で大幅に伸びた。3月以降も「巣ごもり」が増え、お茶飲料などの需要が広がっているとの期待が高まっている。

もっとも、マネックス証券の益嶋裕氏は積極的な買いというよりも「ディフェンシブ銘柄の側面がある食品株を買い戻す動き」と指摘する。景気の先行きの不透明感があり海運や鉱業などの景気敏感株の戻りが鈍いためだ。

予想PER(株価収益率)も約50倍と業界水準の16倍程度(2月時点)を大きく上回る。1日あたりの売買高も大きくは増えておらず、一段の上昇には商いが盛んになる必要があるとの声もでていた。

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