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マクビープラ小嶋社長「成果出す広告、コロナ禍でも削られず」

2020/3/31 18:58
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自社開発のデータ分析システムでウェブマーケティングを支援するマクビープラネットが31日、東証マザーズに上場した。初値は公募・売り出し価格(1830円)を上回る2348円だった。終値は初値を21%下回る1848円だった。記者会見した小嶋雄介社長は「成果につながるマーケティングはコストが出ても削られにくい。新型コロナウイルス感染拡大の悪影響は出ていない」と話した。主なやりとりは以下の通り。

――初値が公開価格を上回りました。

記者会見するマクビープラの小嶋雄介社長

記者会見するマクビープラの小嶋雄介社長

「うれしく思う。今ようやくスタートラインに立ったと考えているので、これからより注目してもらえるよう努力する」

――インターネット広告市場は成長が見込まれていることもあり、他社の参入や競合も考えられます。強みはどのような点ですか。

「新規利用者の開拓支援や、利用者の属性に合わせたページ表示など、個別のサービスで考えると参入障壁は低い。当社は、複数のサービスで集めたデータを連携させて分析できるのが強みだ。利用者開拓のデータを、商品・サービスの継続利用率を上げるために活用したりする。顧客の売り上げを継続的に伸ばす、質の高いマーケティングを提案できる。成果に応じてサービス料をいただく形を基本にしており、顧客満足度も高い」

――成長戦略を教えてください。

「サブスクリプション(定額制)を採用する事業があらゆる分野で増えてきた。定額制のサービスは、利用者を集めて解約率を抑える、質の高いマーケティングが求められ、当社サービスとの親和性が高い。これまではマーケティングの質が特に問われた美容・金融サービスの業界に注力してきたが、市場環境を追い風に、扱う業界を広げたい。業界ごとに蓄積データを厚くして、サービスの精度を高めたい」

「業績面では、利益率を高めることをとくに意識する。これまで営業利益率は3%、4%と推移してきたが、さらに伸ばす」

――新型コロナの感染拡大の影響はありますか。

「新型コロナによる悪影響は出ていない。顧客の売り上げに貢献できているので、打ち切られにくいのだと思う」

――調達資金は何に優先的に使いますか。

「新サービス開発にまず使う。既存サービスとの相乗効果を出す新サービスの発表を控えている。会社の知名度向上のための広告宣伝や、人材採用、育成にも使う」

――株主還元の考え方を教えてください。

「当面は成長投資や内部留保の拡充を優先するが、3~5年後をめどに配当を具体的に考えたい」

(増田由貴)

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