富山県、コロナ感染2人確認 会見めぐり富山市が批判

2020/3/31 18:09
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富山県内で30~31日、新型コロナウイルスの感染者が2人確認された。いずれも20代の女性で、それぞれ富山市、砺波厚生センター管内(砺波・南砺・小矢部市)に住む。同県で感染者が出たのは初めて。石井隆一県知事の記者会見を森雅志富山市長が批判するなど、首長間の足並みが乱れている。

石井知事は「県の対応は常識的だと多くの県民に思ってもらえるだろう」と話す(31日)

森市長は「県に不信感を持っている」という(31日)

県と富山市は市内で感染者が出た場合、市が記者会見を開くと申し合わせていた。市は30日夜に感染者の確認を文書で発表したが、市福祉保健部長による記者会見は31日に開催する予定だった。しかし、石井知事が30日夜に記者会見し、概要を説明した。

森市長は31日、「知事はパフォーマンスが過ぎる。感染者から(最近の行動などの)情報を得るためにも、粛々と進めるべきだ」と批判した。一方、石井知事も同日、「県民の関心が高い情報。市には30日中に会見をしては、と何度も言ったが聞き入れられなかった」と説明した。「県の対応は常識的だと多くの県民に思ってもらえるだろう」とも述べた。

富山市の女性は21日、学内で感染者が出た京都産業大学(京都市)の卒業祝賀会に出席していた。砺波厚生センター管内の女性とは24日に会食しており、いずれも軽症という。県や市は濃厚接触者の検査を進めている。

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