キョーリン、15分でわかる新型コロナの検査試薬
4月中旬に全国16の医療機関で利用開始

2020/3/31 16:43
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キョーリン製薬ホールディングス(HD)は31日、4月中旬をメドに新型コロナウイルスの検出試薬を発売すると発表した。子会社の杏林製薬と産業技術総合研究所が共同開発した新しい遺伝子検査装置に使う試薬で、15分ほどで新型コロナを検出できるという。全国で16の医療機関に導入される見通しだ。

産総研と共同開発したのは、「ジーンソック」という新型PCR装置に使う専用試薬。ジーンソックは流路チップを使う検査装置で、当初は研究用として2019年11月に販売を開始した。今回の新型コロナでも活用できる可能性があることから、実証実験や操作性の確認を進め、医療保険適用の対象となった。

現在、新型コロナ検査に使われるPCR装置は結果が出るまで1回当たり4~6時間かかっていたが、ジーンソックを使えば検査時間の大幅短縮が可能になるとみている。今後は試薬や装置の供給体制を急ぐ考えだ。

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