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前橋市、NTT東日本に不正アクセスの賠償求め提訴

日経クロステック

前橋市は2018年3月に発生した不正アクセス事件を巡って、NTT東日本に対して約1億8000万円の損害賠償を求めて26日、前橋地裁に提訴した。日経クロステックの取材に対して、同市学校教育課が30日までに明らかにした。

不正アクセスを受けたシステムは、前橋市の市立学校向けの「前橋市学校教育ネットワークシステム(MENET)」。同市は、NTT東日本に運用を委託していた。不正アクセスにより、児童生徒や教職員の個人情報が流出した可能性がある。

前橋市は保護者らからの問い合わせに対応するコールセンターの運営や、対策のための職員の時間外労働などに要した経費を、18年8月時点で約1億6500万円だと算出した。これを被害額として、NTT東日本に請求する交渉を進めていた。

「これまでNTT東日本と交渉してきたが、相手側の考えと開きがあり合意に至らなかったので提訴に踏み切った」(同市学校教育課)という。請求額の1億8000万円は、当初見積もりだった額を実績額に置き換えたものだとしている。

(日経クロステック/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経クロステック 2020年3月30日掲載]

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