高知に薬局併設のコンビニ ローソン、四国で初

ローソンと中堅スーパー、サニーマート(高知市)の合弁会社であるローソン高知(同)は4月1日、高知県土佐清水市に調剤薬局を併設したコンビニエンスストアを開業する。ローソンにとって、この業態は四国4県で初めて。
高知と愛媛で「エール薬局」という調剤薬局を展開するYell Pharmacy(同)がフランチャイズチェーン(FC)のオーナーとして調剤薬局とコンビニの併設店舗を運営する。調剤薬局は医療機関の処方箋を受け付けるほか一般用医薬品を販売する。
コンビニは年中無休だが、調剤薬局は休みがある。処方薬は薬剤師による服薬指導と会計が事前に終わっていれば、薬局の営業時間外にコンビニで受け取ることができる。
ローソン高知とYell Pharmacyは今回の店舗を契機に高知県内を中心に調剤薬局併設コンビニを拡大する。ローソンは現在、四国以外で同様のコンビニを49店舗展開している。