/

ネクストーン阿南CEO「巣ごもり、短期的にはプラス」

音楽の著作権管理を手がけるネクストーンが30日、東証マザーズに上場した。初値は公開価格(1700円)を2%下回る1660円だったが、その後は買いが優勢となり、終値は値幅制限の上限(ストップ高水準)となる2060円だった。同日記者会見した阿南雅浩・最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスの感染拡大について「(外出を控える)『巣ごもり』によって、短期的には業績にいい影響が出る」と述べた。主なやりとりは以下の通り。

──上場初日の株価をどう受け止めましたか。

記者会見するネクストーンの阿南雅浩・最高経営責任者(写真右。30日午後、東証)

「正直に言って、この市況なのでほっとしている。投資家から一定の評価をいただいたということは身の引き締まる思いで、期待に応えなくてはいけないという決意を新たにした」

──新型コロナが業績に与える影響はありますか。

「コロナウイルスが経営に与えるダメージはあまりなく、むしろ短期的にはいい影響が出る。東日本大震災の後も同様だったが、(外出を控える)『巣ごもり』で自宅でエンターテインメントを楽しむ人が増え、足元だけで見ると業績は伸びるのではないかと思っている。ただ、中長期的に見てアーティストが生活できなくなってしまうと何もいいことはない」

──株主にはエイベックス子会社やアミューズといったレコード会社などが多く名を連ねています。経営方針への影響は。

「もともとエイベックスもアミューズも、日本音楽著作権協会(JASRAC)の独占に対する対抗軸として我々を応援してくれている。人事や経営方針について干渉されたことは一切ない。特定の企業の色がつくのは痛しかゆしでもあり、広く支持を集めてパブリックな会社を目指すことが上場の目的だ。今後は株主というより、有力なコンテンツホルダーとしてしっかりと取引をしていく」

(斎藤正弘)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン