三菱商事とALSOK、ビル管理業務で提携 日本や東南アで

2020/3/30 17:16
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三菱商事綜合警備保障(ALSOK)は30日、オフィスビルや施設の管理サービスを巡って資本・業務提携すると発表した。三菱商がALSOKが全額出資する国内子会社に3割超を出資して共同でビジネスを手掛ける。さらに海外市場に精通した三菱商のノウハウを活用し、シンガポールやタイなど東南アジアでも事業展開を加速する。

三菱商がALSOKの子会社であるALSOK双栄の株式の33.4%を取得する。同子会社はビルなどの施設所有者から保守や運営などを請け負うファシリティーマネジメント(FM)事業を手掛けている。三菱商が手掛ける照明や空調の一括管理システムなどを活用し、バブル期に建てられたビルのリニューアル需要を取り込む考えだ。

海外では三菱商が7割、ALSOKが3割出資する東南アの統括会社をシンガポールに設立。同会社が各国に事業会社を順次立ち上げる。第1弾はタイで出資額は非公開だが、数十億円規模とみられる。両社の連携で東南アジア諸国連合(ASEAN)全体で6千億~1兆円とみられるFM市場で攻勢をかける。

ALSOKはこれまで国内でビル管理事業を手掛けており、19年3月期の売上高は約650億円だった。一方の三菱商は19年にビルソリューション部を設立し、三菱電機製のエレベーターの販売・保守を海外で手掛けている。強みを持ち寄り、ビル全体の管理サービスの事業の幅を拡大する。

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