米、4月末まで行動制限を継続 新型コロナ感染増で

2020/3/30 7:42 (2020/3/30 9:27更新)
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国民に求めている行動制限を4月30日まで続けると発表した。現行指針は3月30日に期限を迎えるが1カ月延ばす。経済の一部再開に向けて4月12日までの自粛要請の緩和を目指してきたが「致死率が2週間以内にピークを迎える可能性がある」として警戒を続けることにした。

ホワイトハウスで記者会見して明らかにした。現行の行動指針は10人超の集まりや外食、不要不急の旅行などを全国民に自粛するよう求めており、これを継続する。各州政府が独自に実施する外出禁止などの行動規制は引き続き効力を持つ。

トランプ氏は「何も対策を取らなければ220万人が死亡していた」との試算を明かしたうえで「10万人やそれ以下に抑えれば、うまくやったことになる」と語った。経済活動を再開する目標として6月1日を挙げたが、根拠には触れなかった。感染拡大を抑えながら経済活動の正常化をめざす具体的な計画は3月31日に公表するという。

トランプ氏は3月16日に「15日間の行動指針」を策定しており、最終日の30日を前に同氏の対応に注目が集まっていた。24日には「復活祭(4月12日)までに経済を再開したい」と述べ、感染リスクの低い地域での行動制限の一部緩和に意欲を示した。ただ、その後も東部ニューヨーク州など全米各地で感染者が急増し、目標の撤回を迫られた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]