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羽田空港、国際線強化で都心飛行 騒音懸念も

都心上空を通過する羽田空港の新ルートの運用が29日、始まった。管制の効率化で国際線を増便するのが目的で、主に全日本空輸の国内線が使う第2ターミナルに国際線が就航した。国土交通省は国際線の発着数が従来の6割強増え、年間の旅客数が700万人増えると見込むが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅減便になる見通しだ。

新ルートは南風が吹いた場合、午後3時から午後7時の間に3時間程度運用する。国内、国際線ともさいたま市付近から南下し、新宿や渋谷を経て羽田に向かう。運用開始初日の29日は条件に合わず飛行がなかった。

人口が集中する首都圏を縦断するため、騒音や機体からの部品落下など住民生活に影響が出る恐れもある。飛行試験時には「パチンコ店内程度」とされる80デシベルの騒音を観測した地域もあった。

一方、新ルートにより羽田空港の国際線の発着数が従来の6万回から9.9万回に増える。ただ、新型コロナウイルスの影響で各国で往来規制が実施されており、当面は大幅減便となりそう。全日空はミラノ、深圳、日本航空もシドニー、ヘルシンキといった新規路線の就航を延期した。

羽田空港にはターミナルが3つあり、今後も第1は主に日航の国内線で変わらない。第2への国際線就航に伴い、国際線ターミナルは第3ターミナルに名称を変更。全日空は国際線が第2と第3で分かれる一方、便によっては第2だけで国内と国際の乗り継ぎができるようになる。

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