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ミャンマー、ビザ発給を全面停止 新型コロナ拡大抑止

【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマー外務省は29日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、すべての外国人へのビザ(査証)発給を停止すると発表した。東南アジア諸国連合(ASEAN)や日本などからの旅行者に認めていたビザ免除も一時停止する。

ミャンマーで新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が広がっている(24日、ヤンゴン)

期間は4月30日まで。電子ビザや到着ビザの発給はすでに停止していたが、大使館などでも取得できなくなる。外交官や航空機などの乗務員は対象外としている。

ミャンマーでは23日に国内で初の新型コロナの感染者が確認された。28日までの確認例は8人にとどまるが、タイに出稼ぎに行っていた労働者が大量に帰国するなど感染拡大のリスクが増している。

政府は25日以降、海外から入国・帰国したすべての人を指定施設で14日間隔離する措置を導入していたが、水際対策を一層強化する。

ミャンマーは東南アジアの最貧国で、ウイルスを検査できる施設が1つしかないなど医療体制が脆弱だ。感染が広がれば検査や医療機器が不足する恐れがあり、世界保健機関(WHO)や先進国に支援を求めている。

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