ソフトバンクG出資 英衛星通信企業が経営破綻

ソフトバンク
2020/3/28 6:27 (2020/3/28 12:28更新)
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ワンウェブの衛星(19年2月、フランス)=ロイター

ワンウェブの衛星(19年2月、フランス)=ロイター

【ニューヨーク=大島有美子】ソフトバンクグループ(SBG)が出資する衛星通信スタートアップ企業の英ワンウェブが経営破綻し、米東部時間27日夜にチャプター11(米連邦破産法11条)を申請した。安価なインターネット通信網の提供を目指し小型の衛星を打ち上げてきたが、資金繰りに行き詰まった。市場環境が厳しくなるなか、SBGは金融支援は困難と判断したとみられる。

SBGはこれまでに合計19億ドル(約2千億円)を投資し、ワンウェブ株式の5割近くを握る筆頭株主だ。SBGは「コメントを控える」としている。

ワンウェブは2012年設立。衛星通信を使って携帯電話や固定回線より安く広範囲なネット通信網を提供すべく、衛星を打ち上げてきた。19年2月に初めて6基打ち上げ、これまでに70基超を軌道に乗せた。21年の商用化を目指し、今後10年で6000基を打ち上げる計画を明らかにしていた。ただ通信衛星ビジネスには米アマゾン・ドット・コムなども参入する計画で、競争環境の厳しさが増している。

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