首都圏・大阪、外出自粛の週末 国内感染1日100人超

2020/3/27 22:29
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上野公園の「さくら通り」を封鎖する都職員(27日、東京都台東区)

上野公園の「さくら通り」を封鎖する都職員(27日、東京都台東区)

新型コロナウイルスの感染者が増える東京都などが不要不急の外出自粛を求めた週末が28日に始まる。27日には国内での新たな感染者が初めて1日100人を超えた。首都圏では5都県が連携して要請。大阪府も週末の外出自粛を府民に呼びかけた。爆発的な感染拡大の阻止に向けた動きが本格化する。

東京都の小池百合子知事は27日、都内で40人の新規感染を確認したと発表した。40人台は3日連続。改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言について「ギリギリのところにある」と述べた。

都は花見の自粛も要請した。花見客が多い上野公園(台東区)など3公園の一部を通行止めにし、都立の動物園や水族館、庭園は28日から4月12日まで閉鎖する。神奈川、埼玉、千葉、山梨の4県なども、不要不急の外出自粛や東京方面への移動自粛を求めた。

大阪府による外出自粛要請は初めて。20~22日の3連休に兵庫県との往来自粛を呼びかけたが、より踏み込んだ対応が必要と判断した。大阪城公園(大阪市)などでの飲食を伴う花見の自粛も呼びかけている。

一方、政府は27日に有識者による諮問委員会を開き、特措法に基づく基本的対処方針の案を取りまとめた。関係者によると、同法に基づく緊急事態宣言が出た後で都道府県知事が外出自粛などを要請できる期間を21日程度にする方向で合意した。

特措法を担当する西村康稔経済財政・再生相は「夜の繁華街や、海外からの帰国者を通じて感染者が増えているといった意見を専門家にもらい、危機感を共有した」と語った。

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