2月の米PCE物価、1.8%上昇

2020/3/27 22:19
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【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が27日発表した2月の個人消費支出(PCE)統計によると、米連邦準備理事会(FRB)が政策判断で重視するPCE物価指数は、前年同月比1.8%上昇した。伸び率は前月と変わらず、FRBが目標とする2%を16カ月連続で下回った。

2月の米物価指数は前月と変わらず、1.8%の上昇だった(米フロリダ州の小売店)=ロイター

変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数も1.8%上昇した。伸び率が0.1ポイント高まり、2019年8月以来6カ月ぶりの大きな伸びとなった。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(1.7%程度)をわずかに上回ったが、14カ月連続で2%を下回った。

前月比ベースでは、物価指数は0.1%、コア指数は0.2%上昇した。

一方、同時に発表されたPCE(季節調整済み、年率換算)は、前月比0.2%増だった。個人所得は0.6%上昇した。伸び率は前月と同じで2カ月連続で力強く伸びた。

3月は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の制約で、個人消費支出が大きく低下するとみられているほか、物価圧力も弱まる可能性が高い。

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