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モビルス、AI電話をコロナ対応で自治体に無償提供

人工知能(AI)スタートアップのモビルス(東京・品川)はAIで電話に自動で応答するシステムを開発し、提供を始めた。新型コロナウイルス関連や災害時の相談にも対応しやすいため、自治体向けには最大3カ月間にわたって無償で提供する。夜間や相談が集中した際にも電話で対応しやすくなるという。

電話応答システムの会話イメージ

AIで電話に自動応答するシステム「モビボイス」の提供を始めた。申し込みから最短数日で利用できるようになるのが特徴という。24時間対応できるようになるほか、無償提供の場合は10件の同時着信に対応できる。

音声で案内する内容は管理画面から設定し、随時変更できる。受け取った相談内容はAIが文字起こしして文章の形で記録する。文字データが不正確だと思われる場合は、該当部分の録音を聞き直すこともできる。

通常の利用料金は初期導入費用が30万円で月額基本料金が15万円。有料の場合は基本プランで100件の同時着信に対応する。電話の自動音声対応サービスは多くの企業が手掛けているが「クラウド上で手軽に会話内容を編集できるサービスは珍しい」という。

新型コロナ関連の相談に活用してもらうため、自治体に対しては5月末までに申し込んだ場合に初期費用と最大3カ月間の利用料を無料とする。自治体のほか電気やガスといったインフラ関連を中心に企業にも売り込む。2020年度内に15自治体、40社への導入を目指す。

モビルスは2011年の創業で、AIを活用したチャットシステムを法人向けに提供してきた。AIと人間が相談内容に応じて柔軟に対応を変えられるのが強みで、オンラインで顧客をサポートする小売りやメーカー、通信事業者などにシステムを提供している。これまでに160社以上での採用実績があるという。

従来は文字を使ったチャットシステムを手掛けてきたが、コールセンターなどでの人手不足を背景に、音声システムの需要が高いと判断してモビボイスを開発した。

(新田栄作)

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