沖縄県警に国境離島警備隊 尖閣対応、4月発足

2020/3/27 18:37
保存
共有
印刷
その他

警察庁は27日、沖縄県・尖閣諸島など国境周辺の離島を警備する警察初の専門部隊「国境離島警備隊」を創設すると発表した。武装集団による不法上陸などに備えるのが目的で4月1日、沖縄県警に151人態勢で発足する。

警察庁によると、専門訓練を受け相手を制圧する手順を習熟した隊員や、新たに導入した大型ヘリコプターの操縦士らで構成。漁民に偽装した武装集団が離島に上陸した際に、自動小銃や防弾衣を装備して沖縄本島から大型ヘリで現場に急行、集団を摘発することなどを想定している。

広範囲をカバーするため福岡県警にも大型ヘリを配備。操縦士らヘリ運用要員9人の態勢で、沖縄県警とともに隊員輸送などを担う。

尖閣では2012年8月に香港の活動家らが魚釣島に上陸する事件が発生。同年9月に日本政府が国有化して以降、中国公船の領海侵入も相次いでいる。警察官はこれまで、海上保安庁の巡視船に同乗して警戒に当たっており、警備隊の発足でより機動的な展開が可能になる。

領土・領海の治安維持は一義的に警察や海保が担い、エスカレートして対応できない事態では自衛隊が海上警備行動や治安出動の命令を受けて対処に乗り出す。

警察庁は警備隊の定員基準などを規定するため4月1日付で警察法施行令を改正する。

〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]