JFE高炉休止、川崎に衝撃 市長「厳しく受け止める」

2020/3/27 20:00
保存
共有
印刷
その他

JFEスチールが27日、東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の高炉を2023年度をめどに休止すると発表したことで地元には衝撃が走った。川崎市の福田紀彦市長は同日「これまで長きにわたり、川崎市の産業をリードし、わが国の経済をけん引してきた同社がこのような再編を行うことを大変厳しく受け止めています」とのコメントを発表した。

京浜地区は旧NKKの主力製鉄所の一つで、川崎市臨海部の重工業のシンボル的存在だった。JFEはすでに京浜地区で冷延設備や表面処理鋼板ラインを3月末で休止することを決めている。23年度をめどに高炉など製鉄の上工程に加えて熱延設備も休止する計画で、東日本製鉄所の薄板生産の大部分は旧川崎製鉄の千葉地区(千葉市)に集約する。

福田市長は「地域経済や雇用への影響を最小限にできるよう必要な対策」を取る姿勢を示した。これに関連し、横浜市の林文子市長も同日、臨海部発展への謝意を示した上で「市は土地活用や京浜臨海部における連携などの取り組みを引き続き支援する」とするコメントを発表した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]