駐日中国大使「中国の感染拡大は遮断」 新型コロナ

2020/3/27 15:37
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中国の孔鉉佑駐日大使は27日、都内の日本記者クラブで記者会見を開いた。湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの中国での感染ペースが減速していることを踏まえ「中国の感染拡大は基本的に遮断できた」との認識を示した。世界に感染が広がるなか「ニーズのある国・地域に専門家を派遣し、感染症対策の交流を進めたい」と話し、国際社会との協力を強化する考えを示した。

記者会見する中国の孔鉉佑駐日大使(27日、東京都千代田区)

中国国家衛生健康委員会によると、27日午前0時(日本時間同1時)時点の中国での感染者数は前日比55人増の8万1340人。新規感染者のうち1人は浙江省で報告され、54人は海外からの入国者だった。

孔氏は「直面している厳しい課題は海外からの輸入感染だ」と指摘。中国が実施する入国制限について「感染症の輸入を食い止める措置だ」と理解を求めた。

新型コロナの感染拡大を巡っては、4月に予定していた習近平(シー・ジンピン)国家主席の来日が延期されるなど外交行事にも影響が及ぶ。習氏の新たな来日日程については「最も良いタイミングと環境の中で実現したい。両国間で緊密な意思疎通を図っているところだ」と述べるにとどめた。

日本の自治体や企業が中国にマスクなどを送った支援にも触れ「両国の国民感情は好転し、絆が強くなった」と謝意を示した。

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