日経平均、大幅反発724円高 米株高が支え

2020/3/27 9:10 (2020/3/27 15:26更新)
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27日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。前日比724円83銭(3.88%)高の1万9389円43銭で終え、この日の高値で引けた。新型コロナウイルスの感染拡大に対応する大型の米経済対策が早期に成立するとの期待から、前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急伸した。米株高の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行した。きょうは3月期決算企業の期末配当の権利付き最終売買日にあたり、配当の権利取りや機関投資家の配当再投資に絡む買いが入ったことも相場を押し上げた。

前日の米ダウ平均の上げ幅が1300ドルを超え、日経平均も朝方に一時700円以上、上昇した。大引け直前の1分間の東証1部売買代金は約8700億円できょう1日分の2割強を占めた。株価指数との連動を目指すパッシブ運用ファンドによる配当再投資の買いとみられる。

国内で新型コロナの感染者数が急増し、首都圏では今週末の不要不急の外出を自粛するよう住民に求めるなど、経済や社会活動の先行きへの不安は根強い。「トレンド追随型の海外ヘッジファンドなど短期筋の買いが相場をけん引したが、中長期志向の機関投資家は引き続き様子見」(マッコーリーキャピタル証券の増沢丈彦氏)との声も聞かれた。

JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比532.04ポイント(4.25%)高の1万3058.23だった。東証株価指数(TOPIX)も反発し、60.17ポイント(4.30%)高の1459.49で終えた。

東証1部の売買代金は概算で3兆9093億円。売買高は23億6833万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1995と全体の約9割を占めた。値下がりは148、変わらずは25銘柄だった。

前日に米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇した流れを受け、東エレク信越化などハイテク株の一角が高い。巣ごもり需要が期待されるNTTドコモは約18年ぶりの高値を付けた。テルモアステラス第一三共などヘルスケア関連株の上げも目立った。ソフトバンクグループ(SBG)やファナックトヨタが買われた。一方、リコーが安い。電通グループ楽天が下落した。セブン&アイJフロントも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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