米司法省、ベネズエラ大統領を起訴 麻薬密輸などで

2020/3/27 1:48
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【サンパウロ=外山尚之】米司法省は26日、ベネズエラのマドゥロ大統領や側近を麻薬密輸などの罪で起訴したと発表した。拘束につながる情報の提供で、最大1500万ドル(約16億円)の報奨金をかける。米国が他国の現職大統領を起訴するのは異例の措置で、マドゥロ政権の正統性を認めないというメッセージを発信した。

ベネズエラのマドゥロ大統領(12日、カラカス)=ロイター

ベネズエラ政府が20年以上にわたりコロンビアの左翼ゲリラなどと連携し麻薬や武器の密輸などに関わったとして、カベジョ制憲議会議長やコロンビア革命軍(FARC)元幹部らも起訴した。バー司法長官は声明で「今日の発表はベネズエラ政府とともにある幅広い汚職を根絶することに焦点を当てた」としている。

ベネズエラでは2019年1月にマドゥロ氏が公正な大統領選を経ないまま2期目を発足したが、米国はマドゥロ政権の正統性を認めず、野党陣営を支持している。今回の起訴により、独裁体制を構築するマドゥロ政権に対する圧力を強める狙いだ。

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