世界経済に5兆ドル超投入 G20首脳が声明 初のテレビ会議

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2020/3/27 1:00 (2020/3/27 11:39更新)
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日米欧や新興国を含む20カ国・地域(G20)の首脳は26日夜、新型コロナウイルスへの対応を巡って約130分間、テレビ会議を開いた。パンデミック(世界的流行)の経済的な打撃に対処するために「5兆ドル(約550兆円)超を投入する」との声明をまとめた。

議長国のサウジアラビアが呼びかけて開催した。G20首脳でテレビ会議をするのは初めて。

声明では新型コロナに関して「共通の脅威に団結し立ち向かう。人命や雇用を守り金融の安定を保つため努力を惜しまない」と明記した。各国が「世界経済と労働者、中小企業、影響を受ける産業と社会的弱者の保護など緊急措置を講じている」と強調した。各国中央銀行の通貨交換(スワップ)拡充を歓迎した。

日本政府の説明によるとG20で強大な経済財政政策を実施することでも合意した。国際貿易の混乱に対応し、グローバルな協力関係を強化することを申し合わせた。安倍晋三首相は今夏に予定していた東京五輪・パラリンピックを1年程度延期すると説明した上で「完全な形で実施する」と決意を表明した。声明にも五輪の延期を歓迎すると盛り込んだ。

新型コロナは世界の感染者が50万人を超え、死者も2万人を上回る。米国では感染者が8万人を超え、イタリアでは医療崩壊も起きている。

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