インド、新型コロナ対策で2.5兆円 貧困層に米支給

南西ア・オセアニア
2020/3/26 21:25
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【ニューデリー=馬場燃】インドのシタラマン財務相は26日、新型コロナウイルス対策として貧困層を中心に1兆7000億ルピー(約2.5兆円)の経済対策を実施すると発表した。インドは25日から3週間の全土封鎖を始めており、約8億人を対象に5キログラムのコメか小麦を無料で支給する。

貧困者向けに経済対策を表明したシタラマン財務相=ロイター

インドは人口約13億人を対象に全土を封鎖しており、食料や医薬品などの供給体制に不安が出ている。シタラマン氏は「貧しい人々が食料や資金を得られることが重要だ」と強調した。農家には4月末までに1人あたり2000ルピーを支給し、建設業などの日雇い労働者に対しても賃金保障額を手厚くする考えだ。

新型ウイルスへの医療サービスに従事する医師や看護師などを対象とした保障制度も設ける。インドは全土封鎖から2日目を迎えたが、早くも食料の供給網などに混乱が生じている。シタラマン氏は貧困層だけでなく、大企業や中小企業向けの対策も検討する。

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