京都市が時代劇の映画賞 製作者集まる街に
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2020/3/29 2:00
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京都市は2020年度、優れた時代劇映画を表彰する「京都映画賞」を創設する。数多くの撮影所が集積し、黒沢明監督の「羅生門」など数多くの名画が撮影された京都は「日本のハリウッド」ともいわれたが、時代劇の撮影本数は往時の10分の1まで減少。髪結いや殺陣、小道具などの技術の継承を後押しするため、賞の創設を契機に時代劇に関心を持つ映画関係者やクリエイターを呼び込む狙いだ。

映画賞の創設に向けた討論会

映画賞の創設に向けた討論会

新たな映画賞は京都市が東映松竹と協力して創設する。優れた時代劇を表彰する作品賞、衣装や小道具などの技術者が対象の技術賞、新鋭監督の発掘を目指す奨励賞の3部門を設ける予定だ。特に奨励賞を受賞した監督に対しては、同市や東映、松竹などが作品の製作を支援する方針だ。

京都市はこれまでも映画やテレビドラマの製作にあたって、二条城や嵐山といったロケ地での撮影に協力してきた。同市は「時代劇の裾野が広がれば、京都が長く継承してきた時代劇の撮影技術の担い手確保にもつながる」(文化芸術企画課)として、映画製作に関わる若手クリエイターの集積に期待する。

第1回の受賞作決定・表彰式は11~12月ごろの見通し。受賞者には最大100万円の賞金などを授与する。

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