直ちに告発受理し捜査を 関電金品受領、検察に要請

2020/3/26 18:14
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関西電力の金品受領問題で告発人を募っていた市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は26日、第三者委員会が14日に報告書を関電に提出したのを受け、直ちに告発状を受理し捜査を始めるよう大阪地検に要請した。同団体は報告書の内容を踏まえ、追加の告発も検討している。

関西電力本店が入る関電ビルディング(大阪市北区)

発起人の一人で福井県坂井市の宮下正一さん(71)は要請後、地検に集まった支援者らの前で「この問題は全国的に大きな関心がある。(地検は)国民の思いをくみ取ってほしい」と話した。

同団体は26日、関電会長に東レ出身で前経団連会長の榊原定征氏が就任する見通しとなったことを不服とする書面を、関電に提出した。書面は、榊原氏が経団連会長の時に原発再稼働を先導したとして「原発強化をしようという関電の意思の表れ。真の改革は原発依存体質の見直し抜きにはあり得ない」と指摘した。

同団体の呼び掛けに応じた告発人は3371人。昨年12月以降、八木誠前会長らに対する会社法違反(特別背任、収賄)などの容疑で告発状を提出した。〔共同〕

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