メニコン、岐阜の新工場完成 年5億枚生産

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2020/3/26 19:30
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メニコンは26日、同社として世界最大のコンタクトレンズ工場が岐阜県各務原市に完成したと発表した。世界的に需要が高まる使い捨てタイプのレンズを量産する。6月以降段階的に生産ラインを稼働し、同工場の年間生産量は5億枚以上になる見込み。これまで最大の生産量だったシンガポール工場を合わせ、同社全体では現在の2.5倍の年6.5億枚になる。

新工場の年間生産量は5億枚になる見込み(岐阜県各務原市)

2015年に1階部分が完成し、部分的に生産を開始していた。今回完成したのは2、3階部分。これまで動いていた5ラインに加え、数年かけ10ラインを稼働させる。現在の年間生産量は1億枚ほどで、ラインが全て稼働すれば生産量は5倍になる計算だ。建物の建築費は総額で約67億円。

新工場では製品を保管する倉庫を自動化した。これまで手作業に頼っていた仕分けを機械が担う新しいシステムを導入した。レンズは日本国内以外に欧州にも輸出する。当局の認可が下り次第、中国へも輸出する予定。

同社が成長市場として位置づける中国では、新型コロナウイルスの感染拡大で処方する病院が閉鎖されるなどの影響が出ていたという。ただ、「現在は病院の再開が進み、同国で人気の視力矯正向けレンズなどの需要は回復傾向にある」(田中英成社長)としている。

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