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ソフトバンクG、一時11%安、格付け取り下げで
資産売却計画巡りムーディーズと意見対立

ネット・IT
2020/3/26 19:00
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26日の東京株式市場でソフトバンクグループの株価が一時前日比462円(11%)安の3708円まで下落した。25日に格付け会社ムーディーズ・ジャパンが格下げを発表。SBGはこれを不服として、ムーディーズに依頼していた格付けを取り下げた。23日に発表した資産売却計画についての意見対立が、先行き不透明感につながった。

SBGは23日に保有資産を最大4兆5000億円売却し、株主還元と負債圧縮に充てると発表した。還元強化を好感し、連日で大幅高となっていたが、4営業日ぶりの反落となった。

ムーディーズはSBGの資産売却計画について、足元の不安定な株式相場では保有資産が割安な価格で現金化され、残った投資先の価値などが低下する恐れがあると指摘し、格付けを2段階引き下げた。

これに対しSBGは、ムーディーズによる格付けを取り下げることを決めた。今回の格下げが投資家に誤解を生じさせ、市場が混乱することを避けるためとしている。

格付けを巡る意見の対立を受け「SBGの財務に対する疑心暗鬼が広がった」(国内運用会社)。市場では「個人投資家は押し目買いを入れているが、海外投資家が再び売りに動いている」(松井証券の窪田朋一郎氏)との指摘も聞かれた。

SBGの資産売却計画を巡っては、格付け会社間でも意見が分かれている。米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは「実現すれば信用力への下押し圧力を緩和する要因になる」と評価している。

日本格付研究所(JCR)は「財務上の一定の安全性は維持され格付けへの影響は限定的になる」としており、ムーディーズの格下げが実際の資金調達に与える影響は大きくないとの見方もある。

信用リスクをやりとりするクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)での保証料率は26日時点で4.25%と前日比で0.25ポイント上昇した。

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