東京きらぼしFG社長に渡辺氏 銀行頭取と兼務
東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)は渡辺寿信副社長(57)を社長に昇格させる人事を固めた。渡辺氏はきらぼし銀行の頭取を務めており、今後は社長と兼任し迅速な経営判断を下せるようにする。味岡桂三社長は代表権のない会長に就く。6月下旬に予定する株主総会で正式決定し就任する。

27日にも発表する。きらぼし銀は2018年5月に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併し発足した。持ち株会社の東京きらぼしFGは東京TYフィナンシャルグループから社名を変更した。
渡辺 寿信氏(わたなべ・ひさのぶ)85年(昭60年)中央大商卒、東京都民銀行入行、17年東京TYフィナンシャルグループ取締役兼東京都民銀行取締役常務執行役員。18年東京きらぼしFG副社長兼きらぼし銀行頭取。東京都出身。