31日から捕虜解放開始 アフガン政府・タリバン

2020/3/26 16:23
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【ニューデリー=馬場燃】アフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンは25日、インターネットを活用したビデオ会議を開き、31日から相互に捕虜を解放することで合意した。アフガン政府はタリバンと将来の統治体制を巡る協議に参加するメンバーも20人選び、対話への準備を進めている。

アフガン政府は31日からタリバンの捕虜を解放する=AP

ビデオ会議には米政府関係者らも参加し、4時間ほど議論した。アフガン政府はまず100人の捕虜を解放する予定だ。米国とタリバンは2月末に和平合意した際、アフガン政府がタリバンの捕虜を5000人、タリバンは政府軍などの捕虜を1000人解放することを条件としていた。

米国務省のアフガン和平担当特別代表ザルメイ・ハリルザド氏は25日、「前向きな進展があった。両者は円滑な進行に向け会議を続けていく」とツイートした。タリバン報道官も26日、「すでに(米側に)提出している捕虜のリストに基づいて身柄の照合を進める」との見解を示した。

アフガン政府とタリバンは14日から捕虜解放を進める予定だったが大幅に遅れている。ポンペオ米国務長官は23日、アフガンのガニ大統領とタリバンの幹部とそれぞれ面会して進展を促した。米政府は両者の和平協議が進まないことにいらだちを示しており、アフガン向けの資金支援を10億ドル(約1100億円)削減すると発表している。

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