ブランドイメージ、ユーチューブ首位 日経BP調査

ネット・IT
2020/3/27 2:00
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日経BPコンサルティング(東京・港)のブランドイメージ調査「ブランド・ジャパン2020」によると、消費者が選ぶ強い企業ブランドで動画投稿サイト「ユーチューブ」が初の首位となった。無料対話アプリのLINEが前回調査の49位から2位に浮上した。前回首位の米アマゾン・ドット・コムは7位だった。

ユーチューブは2018年に発表した、広告を表示せずに動画を視聴できる有料版「ユーチューブ プレミアム」や音楽の定額配信サービス「ユーチューブ ミュージック」が消費者の生活に浸透しつつある。サービスの卓越性と親近性が評価され、前回2位から首位に躍進した。

LINEは無料対話アプリのほかにニュースサービスやゲーム、スマートフォン決済などサービスの拡充を進めている。10月にヤフーを傘下にもつZホールディングス(ZHD)との経営統合を予定しており、スマホ決済の利用者数は合計約6千万人になる見込み。無印良品は19年4月に旗艦店「無印良品 銀座」とホテル「ムジホテルギンザ」を開業したのが話題となり、順位を上げた。

一方、前回7位だったニトリは51位と順位を下げた。前回、冷感素材を使った寝具「Nクール」といった自社開発商品が既存店売上高をけん引し順位が上がったが、今回はその反動で下がった。トヨタも前回6位から68位に低迷。日経BPコンサルティングは「自動運転分野や電動化の開発競争が激しくなるなか、自動車会社への評価軸が変わりつつある」という。

企業人が選ぶ強い企業ブランドでは「ディズニー」が、8年連続で1位だったトヨタを抑えて首位になった。東京ディズニーシー(TDS)では、19年7月にオープンした新アトラクション「ソアリン」の好調を受け、19年4月~9月の入園者数が上半期として過去最高を記録した。楽天は8位で、前回に続き10位以内に入った。携帯事業への参入が話題を呼んだ。

調査は今回で20回目。19年11月にインターネットで実施した。一般消費者には企業や製品・サービスの1000ブランドを対象に調査し、4万1000人が回答した。

ブランド評価の総合力の算出に「利便性」や「革新性」など4指標を採用。企業人に対しては500の企業ブランドを対象に調査し、2万1000人から回答を得た。

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