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五輪延期に選手らコメント続々 目立つ冷静な受け止め

2020/3/25 20:18
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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京五輪が約1年延期になったことを受け、主役となるアスリートが次々と心境を発信している。安全第一で下された決定を多くの選手が「やることは変わらない」と落ち着いて受け止める。約1年先の本番を前向きに見据え、さらなる成長を期す声も目立つが、厳しい代表争いを勝ち抜いた選手からは選考の行方を気にかける切実な声も漏れる。

陸上男子100メートルのサニブラウンは「2021年に自分の思う形に持っていけるように」と延期を前向きに受け止める=共同

五輪で活躍が期待されるアスリートは主にツイッターや所属先などを通じてコメントを出した。陸上男子100メートルの日本記録保持者で米国を拠点にプロ活動するサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)は「急きょの決定でびっくりしました」とする一方で「2021年に自分の思う形に持っていけるように今やるべきことをやっていくだけ」と決意を固める。

柔道男子73キロ級代表で五輪連覇を目指す大野将平(旭化成)は「いつ開催になろうと決められた試合日に向け最高のパフォーマンスができるように覚悟を持って準備をするだけ」とコメント。新型コロナの感染が深刻なイタリアで活動するバレーボール日本男子のエース、石川祐希(パドバ)はリーグ戦やチームの活動がすべてストップしているなかでの延期決定。「ほとんどのスポーツイベントが開催できない中では考えられる判断と思った。今は世界中の人が健康で安全に生活できるようになることが第一」と冷静に受け止めた。

1年の延期によってモチベーションの維持や再調整の難しさを指摘されるなか、目立つのは前向きな発言だ。競泳男子自由形の塩浦慎理(イトマン東進)はツイッターで「準備期間が延びてもっと速くなるチャンスをもらえたってことで!そしてオリンピックで注目してもらえる期間が延びた!」と発信。卓球男子で16歳の張本智和(木下グループ)は「準備しなければいけない課題がまだまだあると焦っていたので準備の時間ができた」とした。

一方で、既に五輪代表に決まっている選手の中には五輪切符の行方を気にかける声も。激しい代表争いを勝ち抜き、柔道男子60キロ級で2月下旬に内定を得た高藤直寿(パーク24)は25日にツイッターを更新。「代表選考やり直しはさすがに無理。一度決まった選手と決められなかった選手が(再度代表権をかけて)試合をするのはメンタル面でアンフェア」と持論を展開した。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し男子マラソン代表になった中村匠吾(富士通)も「MGCというプロセスを経て勝ち取った代表内定。ぜひ維持してほしい」と主張した。

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