アスクル、医療・介護向けに消毒液を出荷 国の要請で

2020/3/25 18:27
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オフィス用品通販のアスクルは25日、経済産業省と厚生労働省の要請に応えて消毒液10万本を医療機関や介護施設などに出荷すると発表した。消毒液を自力で調達することが困難な小規模の施設や、自宅で医療ケアを受ける児童のいる家庭などを対象として届ける。施設ごとに商品を小分けにして出荷できるアスクルの物流機能を生かし、迅速に届ける狙いだ。

医療・介護施設には本体と付け替え用2本を1セットにして出荷する

消毒液がアスクルの物流施設から出荷される様子(25日、横浜市)

出荷するのは花王が製造した消毒液「ビオレU手指の消毒液」。自宅でケアを受ける児童がいる家庭に8000本、医療機関・介護施設に9万2000本を届ける予定。消毒液の提供は有償で、医療機関・介護施設は自前で負担し、個人については自治体が負担する場合もあるという。

アスクルは3月上旬に経産省と厚労省からの要請を受け、25日から順次出荷を始めた。花王にも同様に要請があったという。「小規模な施設では手指用の消毒液をドラッグストアなど小売店で購入している場合もあり、店頭の品薄で入手が難しくなっている」(アスクル)。厚労省が自治体に聞き取り、消毒液を必要とする施設を指定した。

施設などに届けるのにアスクル独自の小回りが利く物流機能を生かす。「メーカーや大規模な卸では箱ごとの出荷となる。それぞれの施設ごとに必要な数だけ商品を届けられるアスクルのインフラを活用する」(同社)。梱包作業もアスクルが請け負い、医療機関や介護施設にはポンプ付きの本体と付け替え用2本1セットで届ける。

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