アマゾンの物流施設で感染者 神奈川の国内最大拠点 - 日本経済新聞
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アマゾンの物流施設で感染者 神奈川の国内最大拠点

アマゾンジャパン(東京・目黒)が運営する神奈川県小田原市の物流拠点で、配送業務に携わっていた男性従業員1人が新型コロナウイルスに感染していたことが25日、分かった。24日に感染が確認され、同日午後から物流機能を停止して、消毒作業などを実施した。25日から施設の稼働を再開している。

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施設は「小田原フルフィルメントセンター」で、20万平方メートルと国内最大級の物流センターだ。関東などへの配送拠点になっている。関係者によると、男性の親族が24日午前、アマゾンに新型コロナの感染と治療について連絡をしたという。アマゾンは全従業員を帰宅させ、24日午後から25日早朝まで物流業務を停止し、施設内の消毒作業などを実施した。25日朝から稼働を再開している。

従業員数は非公表だが、数千人とみられる。アマゾンは「初期段階から、保健所などと密に協力しながら、対応している」と説明するが、濃厚接触者の人数や自宅待機などの対応について、明らかにしていない。ツイッターなどでは「クラスターにならないように祈るばかり」など懸念する声も上がっている。

新型コロナの感染拡大によって、インターネット通販の利用は拡大している。アマゾンジャパンは「感染者が出る前から従業員同士の距離を離し、アルコール消毒を徹底している」と説明する。だが感染者との濃厚接触者の人数や、感染拡大の具体的な防止策など、より詳しい情報開示や行動が問われている。

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