JR東海が新型リニア公開、「鼻筋」通った先頭車両

2020/3/25 16:58
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JR東海は25日、2027年のリニア中央新幹線品川―名古屋間開業に向けた改良型の試験車両を、報道公開した。新車両は13年から山梨県で試験走行してきた初代営業仕様「L0系」の改良型となる。非接触で充電するワイヤレス給電を全面的に活用しており、空気抵抗の少ないスマートな見た目にアップグレードした。

JR東海は日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で、改良型の先頭車両を公開した。

「鼻」と呼ばれる車両の先頭部分は平らな部分が多かったL0系よりも、凸凹が際立ち「鼻筋」が通った形で、先端だけ従来より丸みを帯びた。デザインは空気の流れをイメージし濃い青のラインを入れた。

JR東海が開発する「超電導磁気浮上式リニアモーターカー(超電導リニア)」は品川―名古屋間を最速40分で結ぶ計画。時速150キロメートルまではタイヤで走行し、その後格納して浮上して高速走行する。

JR東海は日立製作所の笠戸事業所でリニアの改良型車両を公開した(山口県下松市、25日)

JR東海は日立製作所の笠戸事業所でリニアの改良型車両を公開した(山口県下松市、25日)

最高速度時速500キロメートル出すため、非接触で照明や空調の電気を供給する「誘導集電方式」を全面採用した。スマホの非接触充電と仕組みは似ており、地上と車体の下に設置したコイルを使って電流を生み出す。L0系は一部の採用にとどまっていたが、今回、全面的に採用することでガスタービン発電装置の代わりとなり、空気抵抗の少ない形状を実現できた。

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