遺志継ぐ妻の「知の愛情」 縄田一男氏が選ぶ3冊
フラウの戦争論 霧島兵庫著

2020/3/26 14:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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霧島兵庫は、本書まで著作が『甲州赤鬼伝』と『信長を生んだ男』の2冊だけだったため、その実力に比して知る人ぞ知る存在だった。が、もう知らないとはいわせない。著作3冊目にしていきなり年間ベストテン級の傑作を放ったのだから。

物語は、プロイセンの士官学校校長となったクラウゼヴィッツがナポレオン戦争を分析することで、戦争とは何か――その正体を見極めようとすることで幕があく。そして、難解といわれる『戦争論…

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