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あおぞら銀、社長に谷川副社長が昇格

あおぞら銀行の社長に就任する谷川啓氏

あおぞら銀行は谷川啓副社長(57)が社長に昇格する人事を固めた。26日にも発表する。6月下旬の株主総会で承認を経て就任する。社長交代は約7年半ぶり。馬場信輔社長(65)は会長に就く。馬場氏は公的資金を完済し、店舗運営などの構造改革を推進した。手薄な現役世代の顧客の拡充など収益基盤の強化を谷川氏に託す。

谷川氏は1985年に旧日本債券信用銀行に入行し、事業再生ビジネスや金融法人営業、経営企画などの中枢を歩んできた。低金利で厳しい事業環境が続くなかで、若い世代の獲得と資産運用ビジネスの強化が課題となる。あおぞら銀の貸出残高の4割は海外向けで、リスク管理の強化も問われそうだ。

旧日債銀は98年12月に不良債権が膨らんで経営破綻し、政府が公的資金を注入して一時国有化した。その後、ソフトバンクオリックスなどの連合が買収し、01年にあおぞら銀に行名を変更した。03年に米投資ファンドのサーベラスが筆頭株主となり、外部出身者や外国人が社長を務めた。

日債銀時代も含め、生え抜き社長は馬場氏に続き、3人目。会長と社長がともに生え抜きとなるのは初めてとなる。

12年9月に社長に就任した馬場氏は公的資金の返済を推進し、15年に完済した。18年には中小企業や個人事業主への決済サービスの強化に向け、GMOインターネットと共同運営するGMOあおぞらネット銀行を開業した。

 谷川 啓氏(たにかわ・けい)85年(昭60年)早大法卒、日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行。12年執行役員、14年常務執行役員、17年専務執行役員、18年副社長。愛媛県出身。57歳

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