豪ヴァージン、国内線9割削減 従業員8割を待機に

2020/3/25 15:59
保存
共有
印刷
その他

【シドニー=松本史】オーストラリア航空2位のヴァージン・オーストラリアは25日、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減を受けて、27日から国内線の運航を9割削減すると発表した。傘下の格安航空会社(LCC)、タイガーエア・オーストラリアは25日から全便を運休する。州をまたいだ移動を制限する動きが強まったことから大幅減に踏み切る。

ヴァージンは国内線を9割削減する(シドニー)

27日から6月14日まで北部ダーウィンや、タスマニアのホバート、世界最大級の一枚岩「ウルル」で知られるエアーズロックなど19地点への運航を取りやめる。シドニーやメルボルン、ブリスベンなど主要都市の路線は頻度を減らして維持する。国際線はすでに18日、全便の運航停止を決めている。今回の決定により、5月末まで全従業員の8割に当たる8千人を自宅待機させる。

ヴァージンの2019年6月期の売上高は約58億豪ドル(約3900億円)、最終損益は3億1500万豪ドルの赤字と、7期連続の赤字が続いている。新型コロナの影響が長引けば、さらなる経営悪化につながる可能性がある。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]