「空飛ぶクルマ」 ドイツ新興企業が280億円追加調達

科学&新技術
BP速報
2020/3/25 14:40
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リリウムの「Lilium Jet」(出典:リリウム)

リリウムの「Lilium Jet」(出典:リリウム)

日経クロステック

「空飛ぶクルマ」と呼ばれるような電動の垂直離着陸(eVTOL)機を手掛けるドイツのスタートアップ企業リリウムは23日、既存の投資家から新たに2億4000万ユーロ(約288億円)を調達したと明らかにした。中国テンセントをリード投資家とし、英アトミコやドイツFreigeist Capitalなどのベンチャーキャピタル(VC)が投資した。今回の追加調達によって、調達額は累計で3億4000万ユーロ(約408億万円)に達したという。

リリウムは2015年創業の企業で、現在従業員は400人超である。25年までの実用化を目標に、5人乗りのフル電動型の機体「Lilium Jet(リリウムジェット)」を開発中だ。19年5月には、機体の外観などと共に、試験飛行をする様子を見せた。最高速度は時速300キロメートルで、航続距離は300キロメートルと、フル電動型のeVTOL機として、高速で、かつ航続距離も長いことが特徴である。機体の量産準備を進めており、25年までに世界のさまざまな都市でLilium Jetによるエアタクシー運航を目指している。

(日経BPシリコンバレー支局 根津禎)

[日経クロステック 2020年3月24日掲載]

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