中国・武漢市、2カ月ぶりに公共交通機関が再開

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医療・健康
2020/3/25 12:47
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【大連=渡辺伸】新型コロナウイルスの感染拡大が世界で最初に確認された中国の湖北省武漢市で25日、公共交通機関がほぼ2カ月ぶりに動き始めた。バスの一部路線が再開した。国営の新華社が報じた。地下鉄、高速鉄道なども順次動き出す予定。同市では自動車生産など主要産業が再開済みで、交通が正常化すれば多くの従業員が出勤可能になり、工場の稼働率は上昇するとみられる。

運行再開に向け、地下鉄の車両を点検する従業員(23日、湖北省武漢市)=AP

新華社によると、28日には武漢市の地下鉄も再開する。鉄道会社である中国鉄路武漢局集団によると、25日から武漢市を除く湖北省内の高速鉄道も運行を再開した。28日にはほかの都市からの鉄道が武漢市に入れるようになる。4月8日には武漢市を出発する鉄道も再開される。地元メディアによると、航空便の運航再開は4月8日以降になる見通しだ。

新型コロナの感染拡大を抑えるため、中国当局は1月23日、武漢市を事実上封鎖。市内の公共交通機関も止まっていた。だが、当局によると武漢市では新たな感染者の数が大きく減った。湖北省当局は3月24日、4月8日に武漢市の封鎖を解除する方針を明らかにした。

武漢市では封鎖後、部品を含む物流が滞り、従業員の交通手段も限られた。主要企業の設備稼働率は1割程度に落ち込んでいるとみられている。

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