2月の百貨店売上高、1割減 新型コロナ影響

2020/3/24 16:47
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日本百貨店協会(東京・中央)が24日発表した2月の全国百貨店売上高は、既存店ベースで前年同月比12.2%減となり、5カ月連続のマイナスだった。新型コロナウイルスの感染拡大で国内外の客足が遠のき、訪日客に人気が高い化粧品を中心に落ち込みが目立った。3月の売上高は17日時点で約4割減で推移しており、新型コロナの影響が大きくなっている。

閉鎖した店舗の影響を調整する前の全体の総売上高は13.2%減の3661億円だった。

中国政府が1月末に実施した団体旅行の禁止で訪日客数が落ち込んだことに加え、国内での外出自粛もあり、来店客数は約1割減った。化粧品が26.4%減少したほか、暖冬で冬物商材が売れず衣料品も15.9%減だった。

訪日客による免税売上高は65.4%減の110億円で2カ月ぶりにマイナスに転じた。昨年は2月だった春節期間(2019年2月4~10日)が、今年は1月24~30日だったことも影響した。政府が免税品目の拡大を実施した14年10月以降では、金額ベースで同年10月(約86億円)、同年11月(約92億円)に次いで3番目に低い水準に落ち込んだ。

3月の状況は1~17日の期間で「売上高は4割減、インバウンドでは約8割減」(日本百貨店協会)という。政府が中国や韓国からの入国制限を始めたことで、2月より落ち込みの幅は大きくなっている。

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