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聖火ランナーのリレー見送り 訪問イベントに変更

ギリシャから引き継いだ東京五輪の聖火を手にする元五輪競泳代表の井本直歩子さん(19日、アテネ)=ロイター

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は24日、五輪の聖火ランナーによるリレーを見送り、役所や公園などを聖火が順次巡る訪問イベント方式に変更する方針を固めた。名称も「聖火リレー」から「聖火ビジット」に変え、車でランタンを搬送する。参加できなくなったランナーには救済措置を設ける考えだ。

複数の大会関係者によると、3月26日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)で計画していた聖火リレーのグランドスタートの式典について名称を「聖火ビジット出発式」として実施する。

聖火をともしたランタンを車に乗せて、当初リレーする予定だった自治体を巡る。各地のスタートやゴール地点となる会場などを訪れる予定で、組織委は各自治体との調整を進める。市役所や公園などが多くなり、感染リスクを考慮して参加者は関係者のみに限定して開催する見通し。比較的広い会場では聖火皿への点火も想定している。

ギリシャで採火され、特別輸送機「TOKYO2020号」で運ばれた東京五輪の聖火=TOKYO2020提供・共同

現在、国際オリンピック委員会(IOC)は、延期を含めて五輪の開催方針を検討している。五輪が延期となり、開催日の変更が決まった場合は、聖火ビジットをいったん中止する。

聖火リレーを巡って3月12日に、ギリシャのオリンピアで採火式が行われたが、沿道に多くの人が集まったことから、主催者のギリシャオリンピック委員会が中止を決定した。その後の聖火引き継ぎ式や日本での到着式など、各関連行事はいずれも規模を大幅に縮小して実施された。

聖火リレーは福島県をスタートし、121日間をかけて、全国859市区町村を巡る予定だった。およそ1万人のランナーが参加し、各地で工夫をこらしたリレーを行うなどして7月24日に国立競技場の聖火台に聖火が点火される予定だった。

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